パソコンを自作してみたいけれど、調べても専門用語の長々とした説明や、謎のグラフばかりで、結局どのパーツを選べば良いのかわからなくありませんか?
簡単にわかりやすく説明して、初心者でもパソコンパーツを選べるようになることを目指します!
電源ユニットの選び方
電源ユニットはパソコンの心臓に当たります。
選びかたが簡単なようで難しく、難しいようで簡単でもあり、どちらにしてもわたしにとっては説明が難しいですが、頑張ります!
電源ユニットの選び方のポイント
- 必要な電力量の2倍の電源を選ぶ
- 80 PLUS(エイティー プラス)の認定を受けたものが安心
- コンデンサは日本メーカー製のものを選ぶ
必要な電力量の2倍の電源を選ぶ
CPUやグラフィックボードなどの、今まで選んできた部品に必要な電力量の、2倍の電源を選びます。
50%の負荷のとき、一番効率が良くなるようになっているので、効率が良ければ電気代も節約できる、パソコンの寿命も延びる。
人間で言うと、スポーツ選手は心臓に負荷がかかるから短命になりやすく、ほどほどに運動する人のほうが長生きする、みたいなものです。
必要な電力量の計算方法
ドスパラさんが計算機を用意してくれています。
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_power_calculation_main
自分の選んだパーツを入力していくだけ!
計算機サイトは他にもあり、もっと細かくパラメータを入れて、もっと精度が高いものもありますが、ドスパラさんは日本語ですし直感的に使えます。
計算結果は少し多めに算出されるように感じます。
80 PLUS(エイティー プラス)はどれを選べば良い?
80 PLUS(エイティー プラス)というのは、電源ユニットの電力変換効率の規格です。
ランクが高いほど効率が良いので、省エネでパソコンが静かになって寿命も長くなりますが、もちろんランクに応じて価格も上がります。
コンデンサは日本メーカー製の電源ユニットを選ぶ
コンデンサとは、電気を蓄積したり放出したりする電子部品です。
日本メーカー製のコンデンサが良いと言われています。
コンデンサって、故障や初期不良が多い部品みたいなんだけど、日本メーカー製は日本のものづくりの技術なら安心、というわけですね。
“日本メーカー製のコンデンサ”というのは電源ユニットの商品のウリになるので、メーカーのページを見ればどこかに書いてあります。
Owltechさまのサイトをキャプチャさせていただきました。
電源ユニットは妥協してはいけないって本当?
妥協してはダメだと言う人もいれば、怪しいC国製を選んでも平気だと言う人もいて、わたしもよくわかりません。
どっちみち、パソコンのパーツはどれも予算との落としどころを探していくので、電源ユニットも予算と性能の自分なりの落としどころを探すしかないのかな、と思います。
具体的にはどの電源ユニットを選べば良いの?
“具体的にどれを選べば良いか”って電源ユニットがいちばん難しいかも。。。
また、ロマンの世界のパソコンは作らないことを前提としているので、規格はATXになります。
インターネットやOffice系しか使わない人
80 PLUSはブロンズでも大丈夫です。
動画編集、ゲームをする人
80 PLUSはゴールド。
動画編集はCPU、ゲームはグラフィックボードに負荷がかかるけど、両方とも長生きしてほしいパーツですよね。
長時間起動しっぱなしにするパソコンの場合
80 PLUSはプラチナかチタンにしたいところです。
でも結構なお値段で、悩ましいですね。
起動しっぱなしで何をするかによるけど、わたしなら自作で作ること自体をやめて、別の方法を考えるかもしれません。
ブランドはどれを選べば良い?
ANTEC、Corsair、玄人志向、Thermaltakeあたりが売れ筋だけど、実はOEMだったりするので、よく見て買ったほうが良いことは良いです。
でも、そもそも規格が間違ってるものを選ばない限り、パソコンが動くか動かないかで言ったら動くので、ブランドで買っちゃうのもアリかな~と個人的には思ってます。
予算に余裕がある人はSeasonic、余裕がなければ売れ筋から選んじゃいましょう。
まとめ
電源ユニットの選び方
- 必要な電力量の2倍ワット数
- 日本メーカー製のコンデンサ
- 80 PLUSはパソコンの用途に応じて選ぶ
- メーカーで選ぶのはおすすめではないが個人的にはアリ